ささモンメモ

普段つぶやききれないことをこちらで

専攻実験をPythonでやってみた(その1)

大学でTAをしている専攻実験で,C言語でのプログラミングのテーマを扱っているのですが,Pythonでやってみようという企画です。

興味のある方はぜひ試してみてください。Cより記述量が圧倒的に少なくて済むので「あの実験はなんだったんだ…」という気持ちになるかもしれませんが。

Anacondaをインストールして,統合環境のSpyderを使っています。インストールは「Anaconda」でググってぽちぽちしていくだけなので非常に簡単です。

Hello World

print("Hello world")

なんとこの1行だけで,きちんと

Hello world

と表示されます。

和の計算

1から100,000までの和を求める計算です。

s = 0.0
for i in range(0, 100000):
    i += 1
    s = s + i
print(s)

実行結果はこちら。

5000050000.0

正しく計算できていますね。ちなみにfor文の条件指定は,0から始まる場合は

for i in range(100000):

のように省略して終わりの条件だけ書いてもOKです。

Pythonはインデントの深さでfor文やif文などの範囲が決まるので,カッコとかをいちいち書かなくていいのがありがたいです。
あと変数の宣言とか型指定をしなくてよいのもC言語と大きく違うところ。

追記

ここで出しているのはもともと実験の中でもサンプルコードを写経したりする基本的な部分だけで,これを見たからと言って実験でチートできるわけではないのでご安心(?)を。

横書き文書の句読点はどれが正しいのか

フォントとか文書の体裁とかの類の話は結構好きというかこだわるほうなんですが,その中でも前から気になっていたのは句読点について。

横書き文書ではおもに3通りの組み合わせがある

日本語はもともと縦書きだったわけですが,縦書きの句読点は「、。」一択だと思います。というかそれ以外見たことないです。

しかし,横書きとなるとおもに次の3通りの組み合わせが使われているようです。

①「、。」(点,丸)

②「,。」(カンマ,丸)

③「,.」(カンマ,ピリオド) ※カンマやピリオドは全角

 ここまで挙げると残りの「、.」(点,ピリオド)の組み合わせは?となるかもしれませんが,これはまず見ないので除外します。

ちなみに以前ついったーでアンケートを取ってみたことがあります。

こんなに種類あったっけと思った方はぜひパソコンを開いてみてください。WindowsであればIMEオプションの詳細から句読点の組み合わせを選択できるメニューが見つかるはずです。

f:id:sasamon677:20181020213637p:plain

で,僕はというとここまで読んでいておわかりのとおり②の「,。」を普段使っています。これには(いちおう)大きく2つ理由があります。

文科省文化庁)的には「,。」が正しいことになっている

まずは文部科学省の外局,文化庁が制定している「公用文作成の要領」。ここの中に次のような記述があります。

句読点は,横書きでは「,」および「。」を用いる。

 というわけでどうやら②が国の定める正式な横書き句読点だそうです。実際に文科省の検定教科書なんかを見ると,横書きのものはすべて「,。」で統一されています。教科書使っていたころはこんなこと気にしてなかったですが。

ただ,国の機関のHPなどを見ると,さすがに文化庁は「,。」で統一されていますが,ほかの省庁だと「、。」なんかも見られるのであまり守られている感じはないですね。

僕の大学のHPではページによって両者が混在しているような状況でした。

読点はカンマのほうが文章が締まって見える

もうひとつの理由は,読点が「、」よりも「,」のほうが文章全体が締まって見えるから。

「今回の実験では、前回よりも精度が向上し、以下に示す結果を得た。」

「今回の実験では,前回よりも精度が向上し,以下に示す結果を得た。」

 短い例文だとわかりづらいかもしれませんが,個人的には下のほうがすっきりとして見やすいように思います。

理系の文書では「,.」もよく使われる

理系の文書では,数字やアルファベットなどが多く登場します。そのときはやはり読点が「、」だとどうも座りが悪いんですよね。

「x, yを実数とし、a=1、b=2とする。」

「x, yを実数とし,a=1,b=2とする。」

やはりカンマを用いたほうが数字などとも相性がよい気がします。

さらに理系の文書の場合は,句点も「.」(ピリオド)を使うことが結構あります。理系大学生向けの教科書なんかは「,.」が使われていることが多いですし,論文も投稿先によっては「,.」が指定されているところもあると聞いたことがあります。僕も学部の卒論だけは「,.」で書きました。

普段は「,.」だとちょっと堅苦しい感じがするのと,カンマとピリオドの区別がぱっと見だとつきづらいので使っていません。

おわりに

 句読点も調べてみるといろいろ議論されているようで奥が深そうです。そして僕はいまだにスマホで読点をカンマに設定する方法を知らないのですが(カンマにしたいときはわざわざ記号から入力している),もしあったら教えていただきたいです…

アンケートなどの締切までの期間はどのくらいが適切か

大学での委員会的な活動やイベントの幹事なんかをしていてふと思ったことがこれ。

よくアンケートを取ったり集計したりする機会があったんですが,特に学生側の意見を吸い上げて大学側と交渉するとなるとアンケートの回収率が大事になってきます。

こういうお堅いものだけでなく,LINEの日程調整なんかでも同じことが言えるんじゃないでしょうか。

でも,これがなかなか集まらなくて苦労することが多いんですよね。そこで,アンケートの締切までの期間と回収率についてちょっと気になりました。

締切は思い切って短くしたほうがいいのでは

個人的には「ちょっと短すぎないかな?」ぐらいの締切がちょうどいいのではと思っています。特に最近は紙ベースではなくWebで回答するケースが多くなっているので,「その場で」回答してもらうことが重要なりそう。

急かすのも失礼かなと思って締切まで1週間ぐらいの余裕を持たせることも結構ありますが,そうすると「あとで回答しておけばいいや」となり,そのまま忘れ去られてしまうことが多い気がします。たぶん自分が回答する立場でもそうなってしまいそう。
結局,締切直前にリマインドを送ってからぼちぼち集まりはじめるという流れはあるあるです。

あまりに短すぎてもそもそも周知できないという問題がありますが,思い切って当日中~数日以内という短めの締切にすれば,「いま答えておかなきゃ!」となって回答率も上がるのではないしょうか。

 アンケートの内容などによって事情も異なるかもしれませんが,回答期間と回答率には相関があるような気がするので,調べてみたら面白いかもしれませんね。飲み会の幹事なんかにも応用できそう。

入試年度の表現は統一してほしい

高校生向けの塾でバイトをしているので,センター試験の廃止と,いわゆる新テスト(大学入学共通テスト)の導入というのは結構身近な話題なのですが,文科省大学入試センターの発表やニュースなどを見ていてすごく気になる点があります。それは導入時期の書き方についてです。

新テストは2020年から?それとも2021年から?

新テストの導入に関して,ニュースなどでは「2020年度から」と報じられることが多いと思います。文部科学省大学入試センターの資料でも「平成32年度(=2020年度)から」と書かれています。

もちろん「年度」というのはその年の4月~翌年の3月までのことなので,「2021年1月から」が正解となります(新テストもセンター試験同様1月に実施されることになりました)。

ここまではごく自然な話のように見えますが,実はこれ,非常に誤解を招きやすい表現なんです。実際に2020年1月からだと勘違いされている親御さんもいらっしゃいました。なぜこのような勘違いが生じるのでしょうか?

入試年度は入学年度で表すことが多い

各大学での案内や,予備校での資料などは,基本的に「○○年度入試」というと(「○○年度中に実施する入試」ではなく)「○○年度入学者のための入試」を表すことが多いです。たとえば,いまの受験生がこの冬に臨む入試は,2018年度入試です。

ということは,新テストは「2021年度入試から」導入ということになります。大学入試センターも試験案内にはこのような表現を使っています。それなのに,「2020年度の入試から変わる!」と言われると誤解してしまう人もいるでしょう。

2018年1月のセンター試験を「平成30年度試験」と案内している大学入試センターが,2021年1月の新テストを「平成32年度」と書くのはなんだか変な感じです。

誤解をなくすためにも,(せめて同一機関の中では)入試年度の表現は統一するべきではないでしょうか。

103万円はウソ!? 再確認したい扶養控除の「壁」

せっかく頑張ってバイトしたのに…

アルバイトで稼いだお金で親を泣かせたくはありませんよね。

今年は春休みにバイト先で社畜(?)生活を送っていたこともあり,アルバイトをする際の扶養控除の仕組みに関して改めて調べ直したので,ここでまとめてみようと思います。

「"103万円"ってのは聞いたことあるけど…」という人,きちんと仕組みを把握しておかないと取り返しのつかないことになるかもしれません!


「給与所得」と「雑所得・事業所得」を区別しよう!

所得には全部で9種類+その他(雑所得)があり,一言で「所得」「収入」といっても細かく分類されています。

給与所得とは,おもに勤務先から雇用される形で受ける給料やボーナスのことで,たとえば塾講をやったり,飲食店やコンビニで働いたりといった一般的なバイトで得られる収入のことです。
これに対し,個人契約での家庭教師は事業所得,模試の採点バイト,はたまたアフィリエイトなどといったものでの収入は雑所得としての扱いを受ける場合があります。

これらは税金や扶養控除の計算で扱いが変わってくるケースがあるため,「どの収入がいくらなのか」まで考えておく必要があります。


扶養控除のラインは「38万円」

まず大きなラインとなるのが,扶養控除のライン。すなわち「親の扶養に入れるかどうか」でしょう。これは,「年間の合計所得が38万円以下」というのが基準になります(基礎控除)。要するに年間所得のうち38万円分はノーカウントにしてあげますよ,というもの。携帯会社の無料通信分的なものですね。まずはこれが大前提です。
このラインを超えてしまうと,親の税金負担が重くなってしまい迷惑をかけることになります。親の所得にもよりますが,年10万円~20万円ほどの負担増になります。

特に,その年の年末時点で19歳~22歳の人は,控除額が特別に優遇されているぶん扶養を外れた時の負担増も大きくなってしまいます。


それって「103万円」では…??

扶養控除のラインといえば,「103万円」というのを耳にしている人も多いでしょう。これは半分正解で半分間違いです。

ではなぜ103万円という数字が出てくるかというと,「給与所得」には特別なオマケがついてくるからです。給与所得では,さらに65万円分がノーカウントになります(給与所得控除)。

これでようやく「103万円」と言われる理由がわかりましたね。38万円+65万円=103万円というわけです。
しかし,お気づきの方もいると思いますが,これはあくまでも「給与所得」の場合の話。それ以外の所得に関してはこの特別サービスの65万円分はついてこないため,容赦なく38万円でバッサリ…ということになります。なので所得の内訳をきちんと把握しておくことが大切になります。


採点バイト・個人契約の家庭教師などは要注意!!

最初の例でも挙げましたが,学生がよくやっているバイトでは,特にこのようなものが要注意と言えるでしょう。採点バイトの収入は「雑所得」扱いとする塾・予備校が多いようですし,個人契約での家庭教師は「業務委託」形態で「事業所得」あるいは「雑所得」扱いとなるケースが多いようです。(個人ではなく登録制のところでは派遣センターとの雇用契約の形になるため「給与所得」扱いになることが多いそう。ややこしい…)

特に掛け持ちしている場合も注意が必要です。たとえば飲食店バイトで60万円,個人の家庭教師バイトで40万円稼いだ場合,合計では103万円を超えないため大丈夫…かと思いきや,実際には次のように計算されます。

 給与所得:60万円-65万円=0円(もちろんマイナスにはなりません)
 事業所得:40万円-0万円=40万円

したがって,役所の計算上の所得は「40万円」ということになり,これは38万円をオーバーしているためアウト!なわけです。なかなか複雑ですね。

親を泣かせないためにも,バイト充している皆さん,今一度よく調べてみましょう!

 

P.S. 103万円を超えそうであれば120万円程度稼げば親の税金負担分の元もとれるかと思いますが,130万円を超えると今度は健康保険の扶養からも外れるため,自分で保険料を支払って国民保険に入らねばなりません。
さらに自分自身の所得にも課税されるようになるので,かなり負担が増えます。170万円程度稼がないと元が取れないようなので,このラインは踏み越えないようにしましょう…

高速道路「一部120キロ化」への雑感と数学的(?)考察

一部区間で最高速度120キロへ

設計速度140キロという超高規格な新東名高速道路が開通するころから,現状の「法定速度100キロ」から最高速度を引き上げるのではという話が出ていましたが,いよいよ実現へ向けたニュースが入ってきて,ネット上でも話題になっています。

headlines.yahoo.co.jp

まずは

区間で現状の100キロから110キロへと試験的に引き上げたあと,本格的な120キロへの引き上げを進めるようです。これに関しての個人的意見をいくつか。

 

基本的には賛成

高規格の高速道路では多くの場合で実勢速度(実際の速度)が100キロを超えているのが現状で,法定速度と乖離があったのは事実でしょう。100キロで走行車線を走っていても,追い越し車線からビュンビュン抜かされます。
そもそも「一般道路60キロ,高速道路100キロ」という法定速度は50年以上前から変わっていません。クルマの性能は当時よりも格段に上がっているので,もはや時代に合っていない部分もあるでしょう。こうして「制限速度+α」が暗黙の了解(ヘタすれば警察側も)になってしまうと,制限速度の意味がよくわからなくなるし,取り締まりも曖昧になってしまいます。こうした実情を考えれば,最高速度の引き上げは妥当ではないでしょうか。

 

十分な検証と取り締まりが必要

上で「基本的には」と書いたように,当然120キロ化にはリスクも伴うでしょう。ひとたび事故になると大変です。

制限速度の「速さ」よりも「重さ」

(良いか悪いかは別として)現在の制限速度にはあまり「重み」がなく,守られていないことがしばしばです。今まで120キロで走っていた人が,今後も120キロで走り続けてくれればいいのですが,「じゃあ140までいいんじゃね?ブォンブォン!」とかなると収拾がつかなくなります。ここはきちっと取り締まりを強化するなどして,制限速度に重みをもたせることが必要ではないでしょうか。ゲームを買い与える代わりにルール決めやしつけもきちっとしないと家庭崩壊になってしまいますよね(?) 

でも理論上は実質140キロ制限??

「じゃあいっそのこと1キロオーバーから覆面パトで取り締まっちゃえ!」となるわけですが,それは現実ではないでしょう。というよりも,やりたくでも物理的にできない事情があります。その大きな理由が「メーター誤差」。

(ここから先の内容は,決して速度違反を推奨・容認するものではありません!あくまで「数学的事実」として捉えてください…)

 クルマに取り付けられているスピードメーターには,実は誤差があります。タイヤの種類や摩耗,空気圧によってもだいぶ変わってくるんですね。これらの要因もあって,メーターの許容誤差はきちっと法律で決められています。それが次の式(平成19年以降の製造車)。

メーターの速度をv1,実際の速度をv0として,

f:id:sasamon677:20160325225009p:plain

 めちゃくちゃ数学チックですね…(苦笑)

これを計算してみると,実際の速度よりもメーターの数字の方が速く出やすいということがわかります。ただし,これはクルマによってバラバラなので,警察側も確実に速度違反をしていると断定できる場合にしか取り締まれません。速度違反を見逃されたり,超過速度をオマケしてくれたりする(ように感じる)という話が出てくるのはこういったカラクリのせいかもしれません(自分はやったことないのでわかりませんが)。

試しに現状の100キロ制限の場合を考えてみましょう。実際の速度が100キロのとき,メーターの示しうる範囲は94~116キロとなり,メーター読みで116キロ出ていたとしても「100%アウト!」とは言い切れません。「高速では+20キロまでなら大丈夫」とかいう都市伝説(?)はここから来てる部分もあると思います。

これが120キロに引き上げられるとどうなるでしょうか。実際の速度が120キロのとき,メーターの示しうる範囲は113~138キロとなり,メーター読みで138キロまではグレーになります。これでは結局140キロまで見逃すことになりかねませんね…

しかも,現在の道交法では高速道路では40キロオーバーから一発免停となっており,このまま適用すると160キロまで飛ばさないと一発免停になりません。このへんも含めて取り締まりや罰則のあり方を見直す必要があるのではないでしょうか。

 

おわりに

120キロ以上で無理に飛ばしてもたいして時間は変わらないし,燃費は悪くなります(たしか半分くらい空気抵抗で失われる)。安全運転でいきましょう。
そして明日はいよいよ北海道新幹線開業ですね。100キロ?120キロ?いえ,320キロの世界です。急ぎたければ新幹線使いましょう。

宅通は“多苦痛”なのか?

今年は定期的に更新…とか言っておきながら2か月ぶりの更新になってしまいました。
今回は筑波大ネタです。4月から新入生という方や,今日の後期発表で合格されたという方,合格おめでとうございます。

さて,タイトルにある「宅通」というのは「自宅通学」を意味するいわば筑波大用語ですが,筑波大生の中ではマイノリティ扱いされるこの宅通について,2年間宅通を続けている自分なりの見解(?)を書いていきたいと思います。
基本的に「宅通バンザイ!」の立場で書いてるので,電波を止められるほど偏向があるかもしれませんがご容赦を。あとTXで通う人向けの内容が多いかもしれません。

宅通は“多苦痛”ではない

よく「宅通」とかでググる

宅通=多苦痛w

とか出てきますが,(ネタとしてはあっても)そんなことはないと思います。あくまでも個人的意見ですけどね。

通学自体はそれほど大変ではない

これは電車通学に慣れていたかどうかで最初の大変さは少し変わってくるかも。今まで電車通学の経験のない人はちょっと大変かもしれないけど,都心方面と違って通勤・通学ラッシュは大したことないので1ヶ月もすれば慣れると思います。
逆に満員電車に揺られて通学していたという人にとっては天国。自分もそうでした。慣れてくれば空いている電車や車両などもわかってくるので,朝でも8割方座れるようになります。もちろん帰りは始発なのでほぼ100%座って帰れます。こんな生活に慣れてしまったので最近満員電車への耐性がなくなってきた気が…

やっぱり経済的

大学生活はお金のことも気になりますが,基本的に一人暮らしをするよりは安上がりでしょう。自分の場合,毎月かかる金額は

  • 定期代2万円(TXはこれが高いのがネック…)
  • 食事代1万5千円

がベースです(もちろんこれプラスαで諸々かかるけど)。でも一人暮らしとなると,定期代はかからないものの,家賃や朝・夕食,生活用品などの出費があるのでこれより確実にかかりそう。

あと県外からの通学者は,(ゲスい話ですが)バイトを地元でやると最低賃金の恩恵を感じることも。昨年秋に改定された最低賃金

  • 東京都…907円
  • 埼玉県…820円
  • 千葉県…817円
  • 茨城県…747円

と実に70円~160円もの差が!そのぶん東京の方が物価が高かったりはしますが(つくばのスーパーは驚くほど安いです)。

ON/OFFを使い分けられる

これは完全に僕の性格ですが,家と大学がある程度離れてる方が切り替えができて落ち着くんですよね。行き帰りの電車の中でいろいろと物思いにふけることもできます。
終電を気にしなければならないのも厄介といえば厄介ですが,一方で,いろいろあった日でもきちんと「終止符」を打ってくれるという役割もある気がします。

dennou-kurage.hatenablog.com

ichimeikyojin.hatenablog.com

 といってもたしかにTXの終電は早いのでもうちょっと遅くしてくれると嬉しいんですが…それでも23時前までは大学にいることができるのでそこまで不自由はないかな。

東京に出やすい

これも個人的には結構大きいかと。特に大型書店がいっぱいあるのはいいですね。つくばには(大学内にも図書館や書籍部はありますが)あまり大きな本屋がなく,先日「友朋堂」も閉店してしまいましたし…

news.livedoor.com

東京だけじゃなくTX沿線には書店はもちろん大型ショッピングセンターも揃っているので学校帰りにふらっと寄れて便利です。

あと僕は気象関連とかで他大の学生とも集まったりする機会が多く,そういったフットワークも支えてくれている気がします。

といっても小苦痛くらいはある

ここまで宅通のメリットを中心に書きましたが,一応デメリットについても。

朝がつらい

朝は早起き必須ですね。1限からの日は6時起きとかです。やっとつくば駅に着いた頃に友人が「むくり」とかつぶやいてるとうらやましさMAXになります(笑)
学年が上がって1限が減ってくるとだいぶラクになってきますが。

終電が気になる

サークル後や友人との食事会や飲み会で「終電なのでお先に…」ということはあります。やっぱりちょっと抜けづらい感やさみしさはありますね。それでももっと遊びたい!という場合は友人宅にちゃっかり泊めてもらったり(笑)

家事ができない

生活力は結構一人暮らしの人と差がつくところ。実家暮らしでも積極的に家事の手伝いはしたいですね(自分への戒め)。

 

とまぁいろいろ書き並べましたが,無理やりまとめれば,置かれた環境によらずエンジョイできる部分は工夫次第でいろいろあるのかなと。僕もまだ当面は宅通を続ける予定なのでTX等で見かけたらよろしくです。