ささモンメモ

普段つぶやききれないことをこちらで

合同説明会の中止に備えて就活生がやっておくべきこと

これから気が向いたら就活ネタを少しずつ書いていくかもしれません。気が向かなかったら単発になるかも。ちなみに私は2020卒で,前シーズンに就活をしました。

ちなみに就活ネタは完全に私個人の意見です。様々な考えや意見があると思いますので,その点はご了承ください。

リクナビの合同説明会が中止に

(2/26追記:マイナビも3月15日までの中止が決定しました。また,各大学でも学内企業説明会の開催を見合わせるところが出てきています。)

新型コロナウイルスの影響が徐々に国内でも広がってきていますが,21卒の就職活動にも大きな影響が出そうです。

おととい,リクナビを運営するリクルートキャリアは,3月中に開催予定の合同説明会をすべて中止にすると発表しました。マイナビやキャリタスからはまだ動きはないようですが,リクナビが中止する以上,リスクを取りづらいのではないかとも思います。

今年から経団連の倫理憲章は撤廃されましたが,政府主導のルールでは3月広報解禁,6月面接解禁というスケジュールが引き継がれ,「3月1日に就活本番スタート」という大きな流れは変わっていません(インターンシップからの早期アプローチなどは早まっているようですが)。その出鼻をいきなりくじかれる形になってしまいますね…

いろいろな企業を知る機会がなくなる

広報解禁後の説明会の形態は,大きく分けて「合同説明会」と「個別説明会」の2つの形態があります。前者は東京ビッ○サイトや幕張○ッセのような大きな会場で様々な企業が出展する形式のもの,後者は各企業が独自で開催するものです。

就活生目線での目的としては,合同説明会は

  • いろいろな業界や企業を知る
  • 同業他社を(広く浅く)比較する

というものが中心で,一方の個別説明会は

  • エントリーを考えている企業のことをより深く知る
  • (企業によっては)選考フローの入り口として必須

というものが中心になるのではないでしょうか。

要するに,個別説明会はすでに知っていたり調べていたりする企業に足を運ぶことが普通(というよりそれで手一杯)で,知らない企業を発掘する役割は合同説明会がおもに担っていました。今年はその機会が大幅に減る可能性があるわけです。

業界や企業の幅を自力で広げることが求められる

そうした機会が減るぶん,2021卒の就活生は,例年以上に自ら積極的に情報収集していく必要があるのではないかと思います。企業研究をする前に知っている業界や企業は全体のほんの一部にすぎず,そこに固執しすぎると納得のいく就活ができなかったり,持ち駒がなくなってしまったりするおそれもあります。

たとえばB to B企業や中小企業などにも目を向けて調べてみて,まずは自分の視野を広げてみることを,忙しくなる前の2月中にやっておくといいかもしれません。