ささモンメモ

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専攻実験をPythonでやってみた(その1)

大学でTAをしている専攻実験で,C言語でのプログラミングのテーマを扱っているのですが,Pythonでやってみようという企画です。

興味のある方はぜひ試してみてください。Cより記述量が圧倒的に少なくて済むので「あの実験はなんだったんだ…」という気持ちになるかもしれませんが。

Anacondaをインストールして,統合環境のSpyderを使っています。インストールは「Anaconda」でググってぽちぽちしていくだけなので非常に簡単です。

Hello World

print("Hello world")

なんとこの1行だけで,きちんと

Hello world

と表示されます。

和の計算

1から100,000までの和を求める計算です。

s = 0.0
for i in range(0, 100000):
    i += 1
    s = s + i
print(s)

実行結果はこちら。

5000050000.0

正しく計算できていますね。ちなみにfor文の条件指定は,0から始まる場合は

for i in range(100000):

のように省略して終わりの条件だけ書いてもOKです。

Pythonはインデントの深さでfor文やif文などの範囲が決まるので,カッコとかをいちいち書かなくていいのがありがたいです。
あと変数の宣言とか型指定をしなくてよいのもC言語と大きく違うところ。

追記

ここで出しているのはもともと実験の中でもサンプルコードを写経したりする基本的な部分だけで,これを見たからと言って実験でチートできるわけではないのでご安心(?)を。